塩ビ系?ゴム系?歩くかどうかで使い分ける「シート防水」
防水には施工法や材料の組み合わせで、いくつかの種類に分けられています。
具体的には、次のような4種類の防水形式があります。
1、塗膜防水
2、シート防水
3、アスファルト防水
4、シーリング
このなかのシート防水には、さらにゴムシート防水と塩化ビニル系樹脂シート防水がありますが
その2つの違いを見ていくことにしましょう。
【塩化ビニル系樹脂シート防水】
塩化ビニル系樹脂のシート(以下:塩ビシートとします)1枚を
下地に接着するか、または機械式に固定する工法です。
シートは厚さ1.5ミリ程度が標準で、塗膜防水に比べて耐摩耗性や耐久性に優れていて
接着工法であれば、防水層の上を軽く歩行することも可能です。
また、紫外線やオゾンの影響を受けにくいといった利点がありますが
経年とともにだんだんと硬化してしまうのが難点です。
【ゴムシート防水】
加硫ゴムシート1枚を下地に接着するか、または機械式に固定する工法です。
シートは厚さ1.2~2.0㎜程度で柔軟性に優れており、下地の動きに追随しやすい性質を持っています。
比較的安価な工法ですが、材料の性質上、原則的に歩行には不向きとされています。
また、ちょっと意外なことではありますが
カモメやカラスなど、野鳥のついばみによる被害を受けやすく地域によっては注意が必要となることがあります。
こちらのシートは、紫外線の影響を受けやすいので
表面にトップコートと呼ばれる塗装仕上げを施して耐候性をつけるのが一般的となっています。
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2020.11.20