「雨漏りを塗膜でなおす」という考え方は?
雨漏りする建物に対して、塗膜で全体を覆うことによって
雨漏りを防止することはできるのでしょうか?
結論から申し上げますと、通常、塗装で雨漏りを止めることは
難しいと考える方が良いかもしれません。
雨漏りの疑いがあるときは、まず散水試験を実施して
雨水が浸入している箇所を確認し、修理方法を確認・検討するステップを踏んでいきます。
そして、水切の施工ならびにシーリングの全面うち替えを完了してから
ここではじめて塗装する必要性が出てきます。
雨漏り調査の処置のプロセスにおいて、塗装は有効的ですが
全面的に塗装で雨漏りを食い止めるというのは、少々難があるわけです。
外壁が経年劣化してくると、多くの飛び込み業者が
「そろそろ塗り替えの時期ですよ」と親切な営業に訪れます。
その際、雨漏りで困っていることを伝えると
「塗装で止まりますよ」という熱心に推奨されるケースもあります。
基本的には、雨漏りの修理工事と、塗り替え工事は
まったく別の話であることを、多くの皆様に知っていただき
こうした勧誘の際の知識としていただきたいと考えております。
神奈川県平塚市の「株式会社ユミザインテック平塚」では
サーモグラフィカメラや、特殊検査水による散水チェックなど、
プロの雨漏り診断士による、雨漏り・水漏れの診断検査・補修をはじめ、
外壁工事や屋根工事、内装・アルミ工事などを承っています。
お困りの際は、ぜひ当社にお問い合わせ・ご相談ください。
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2021.03.19